2021年のリモートワーク環境
モチベーション
過去数年間リモートワークで作業してきている。リモートワークをする上で何が良かったか、何が良くなかったかなど変遷が見えると面白いと思ったので 2021 年 版を備忘録として残す。
デスク
作業用のデスクには昨年に引き続き Loctek Ergonomic 社が販売している FlexiSpot E7 を使っており、昨年買って一番よかったと思っている物だ。リモートワークが中心になると必然的に運動量が減るため仕事をしているときに立ちながら仕事をしたいと思い購入した。思惑通り毎日立ちながら作業やミーティングに参加しているため多少の運動不足解消に役立っている。また、昼食後も立ちながら作業をすることで睡魔が襲ってくることはない。
E7 はデスクの高さを4つまで記録できる機能があり、僕は椅子に座る時用とスタンディング用の2つを使っている。残りの2つは今の所使っていない。
今購入しようとすると FlexiSpot E8 電動昇降スタンディングデスク・セット というのが自分が購入したデスクの後継モデルだそうだ。
ちょっとしたものが入れられる引き出しがデスク天板についていると便利だと思ったのであとから自分でイセトウの引出しを取り付けた。
筆箱、Kindle などを入れている。引出し自体はあったほうが良いと思うが、実際に使ってみてもう少し高さがあればなーと思うことが多々あるので、この浅い引き出しはおすすめしない。
デスク周りの整理
スタンディングデスクはケーブルがごちゃごちゃになるとデスクに引っかかってしまい危険なので、メッシュタイプのケーブルトレーを天板の裏に取り付け必要な電源タップはほとんどそこに収納している。
上の写真の通りデスク周辺がきれいになるように天板裏でなんとかケーブル類をまとめている。また、モニターアームとケーブルトレイで偶然できた隙間が Mac を挟むのにちょうど良い大きさだっため、Mac もデスクの下に収納している。
充電用のケーブルをまとめておくケーブルホルダーはサンワダイレクトのマグネットでケーブルをくっつけておけるもの(写真手前に写っている物)を使っている。昨年はケーブルを挟むタイプのもの(写真奥に写っているもの)を使っていたが、ポロポロ落ちてしまってそれが結構ストレスだった。マグネットでくっつけるタイプにしてからはそのストレスもないのでこれからケーブルホルダーの購入を検討している人にはマグネットタイプをおすすめしたい。
デスク照明
手元で本を読んだり、事務作業をするとき用のデスク照明には引き続き BenQ ScreenBar Plus をつかっている。これはディスプレイに挟み込むように装着するライトで電源の供給は USB Type-A で行う。
昨年も書いたが 5000 円安い前のモデルとの差分は調光調整のボタンと自動調光のためのセンサーが ScreenBar 本体から分離して手元にあること。手元に調光調整機能があったほうが便利かなと思い最新モデルを購入したが、実際は電源の ON/OFF しかしていないので旧モデルで十分だと思う。
モニター・モニターアーム
PC のモニターには Dell U4021QW 40インチワイド曲面USB-C HUB モニタ-を使っている。このモニター選んだ理由は 2 つある。1つ目は自分がマルチディスプレイがあまり好きではなく、大きなディスプレイ一枚で作業したい点。2つ目はディスプレイ自体が USB Hub になっている点だ。特に 2 つ目は便利で、別途 KVM や USB Hub を購入することなく Webカメラ、マイク、キーボード、マウスなどをプライベート用と仕事用の Mac で共有し瞬時に切り替えることができる。配線のストレスから解放されるためとても気に入っている。
大きいディスプレイを使っているとアプリごとのウィンドウ管理が面倒だが、配置場所がだいたい決まっているので、Stay というアプリを使いショートカットで簡単に配置を変更できるようにしている。
モニターアームには Ergotron LX Desk Mount を使っている。上述の重いディスプレイでも支えてくれる上に可動域も広いためデスクの好きな位置にディスプレイを配置できる。Amazon の OEM 版アームでも良かったのだが、購入時はこのアームの方が安かったためこちらを利用している。
キーボード・マウス
キーボードには PFU の Happy Hacking Keyboard(HHKB) Professional HYBRID Type-S 英語配列 を使っている。HHKB はずっと使っていることもありこのサイズが自分に一番しっくりくる。それに加えて、Fn + Ctrl + 数字
で接続先の PC を切り替えられる。プライベートと仕事で同じキーボードを使いたい身としてはありがたい機能だ。
マウスというかトラックボールには Logitech M575GR Wireless Trackball を使っている。このトラックボールは拘りがあるわけではなく大量の Bluetooth 機器を Mac に接続したくないため Unifying Receiver を使いたいという背景がある。Unifying Receiver が使えればマウスでもトラックボールでも良いと思っている。リモートワーク前はカフェでコーディングをしているときに場所を取らないトラックボールは便利だったが最近はあまり利便性を見いだせていないので次壊れたらマウスでもいいかもしれない。
ウェブカメラ・マイク
ウェブカメラには 10 年以上前、学生時代にオンライン英会話で使っていた Logicool のものを掘り当てたのでそれを使っている。しばらくの間は、使っていない Android や iPhone を Web カメラ化するアプリを使って ウェブカメラの代わりにしていたが、極稀に挙動がおかしくなっていた。仕事で使っているときにその稀が発生するのが耐えられないため、途中から Logicool のウェブカメラに切り替えた。ズームインとズームアウトができないのがちょっと不便ではあるが十分だと思っている。
音声の入力には Shure MV7 というダイナミックマイクを使い始めた。最初は Yeti Nano のようなコンデンサーマイクを買おうとしていたが、Twitter や使っている人にマイクのいろはを教えてもらい、自分の部屋の雑音(空調、換気扇、空気清浄機等から出る)が入りそうだったのでダイナミックマイクにした。
マイクには XLR とオーディオインターフェースを使って接続するタイプが多いのだが、最近だと PC に USB を接続するだけで使えるタイプもある。Shure MV7 は USB と XLR 接続の両方をサポートしており、USB で接続した場合の細かな設定は ShurePlus Motivというソフトウェアで行う。ディスプレイの USB Hub 経由で複数 PC で使えるようにしている。
マイクアームには一般的なブームアームではなく、Elgato の Low Profile Mic Arm を使っている。自分がマイクを使う時は手元ではなくモニターを見ていることが多い。ブームアームのように横からニョキッと出てくるのは邪魔である。Elgato のこのマイクアームは高さはでないが、手元付近での可動域が広く、視界の邪魔にならないのが気に入っている。また、Zoom や Google Meet をしているときはこのマイクやアームは Web カメラの死角にあるため映らないようになっている。
マイクについては初心者なので 1 年間使って来年また感想を書きたい。
まとめ
2021 年のリモートワーク環境をまとめた。今後もオフィスで仕事をする機会はますます失くなっていくため、自宅でのパフォーマンスを上げるために仕事で使う道具は毎年改善していこうと思う。